広島市西区F様邸 耐震リノベーション
投稿日:2023.07.10
本日は昭和47年に建てられた築50年レベルの築古戸建住宅における『耐震補強』現場をご紹介いたします。
ご相談いただいた当初は芸予地震の影響により、基礎の損傷も著しく、ヒビ割れ箇所も多く、補強が必要な状況となっておりました。
元々は基礎の表面が化粧材で覆い隠されており、表面には軽微なヒビ割れしか確認できていませんでした。
しかし、より確実な診断を行うため表面部分を剥がしての調査を施主様へご提案後、ご了承いただいたため実施いたしました。
すると、内部に大きな損傷を発見。
これを改善する工法として、エポキシ樹脂を注入する「ボンドシリンダー工法」を採用し、基礎の補修を行いました。
※「ボンドシリンダー工法」は原爆ドームでも採用された補修方法です。
また、基礎の増し打ちを実施し、今後永く安心に暮らすことのできる家へ変身させました。
今後の施工としては、筋交いを設置し、補強金物を徹底的に補強、さらに重たい屋根材を軽量瓦に交換する予定です。
今回のお客様に関して、これだけひどい状況だったにも関わらず、最初に相談したリフォーム会社からは「問題なし」と言われたそうです。
ハイランド・ハウスでは元大工の一級建築士という特性を活かし、「家を総合的に」見て、「永く快適に暮らす家」をご提案し、施工することが出来ます。
是非、お家に関するご心配ごとやお困り事などございましたら一度お気軽に当社へご来店くださいませ。