3.二世帯リノベーション(2)二世帯住宅のタイプ
二世帯住宅にすることが決まったら、どのようなタイプにするか選択しましょう。
①独立二世帯
すべてが各世帯専用にあり、両世帯のスペースが完全に独立しているのが独立二世帯です。自分の世帯の中ですべての日常生活が可能なので、気兼ねなく生活することができます。内部で行き来できるようにするかたちと外部で行き来できるかたちがありますので、リノベーション費用も比較し、双方で相談しながら決めましょう。
②共用二世帯
食事は別々のキッチンでつくり、お風呂や玄関などどこか一部を共用するかたちです。例えば、浴室を共用する場合は同居世帯全員で使うことになりますのでストレスに感じることもあるかもしれません。逆に「分ける必要はない」といったご要望もありますので、もし分ける必要がなければリノベーション費用を抑えることができます。
③一体型二世帯
もし「キッチン含め、すべて一緒でかまわない」ということなら昔ながらの大家族が一緒に暮らすかたちが一体型二世帯です。この場合でも子世帯のゾーン、親世帯のゾーンを階で分けるなど、世帯別のゾーニングを取り入れれば快適な生活が実現できます。